○安全運転相談ダイヤル「♯8080」の運用について(依命通達)

令和5年1月16日

達(運免)第10号

[原議保存期間 3年(令和8年3月31日)]

[有効期間 令和8年3月31日まで]

みだしのことについては、相談業務の更なる充実・強化を図るため、次により実施することとしたので、効果的な運用に努められたい。

なお、安全運転相談ダイヤル「♯8080」の運用開始について(令和元年11月21日付け達(運免)第390号。以下「旧通達」という。)は、廃止する。

1 趣旨

安全運転相談については、これまで、障害者及び一定の症状を呈する病気等に罹患している者が安全に自動車等を運転できるか個別に判断するために、運転者及びその家族等からの相談に対応してきたところであるが、最近ではそうした役割に加え、高齢運転者の交通事故防止対策という観点から、高齢運転者、その家族等からも積極的に相談を受け付け、安全運転の継続に必要な助言・指導や、自主返納制度及び自主返納者に対する各種支援施策の教示等を求められるようになるなど、その役割が大きく変容しつつある。

そこで、全国統一の電話番号を用いた「安全運転相談ダイヤル(以下「相談ダイヤル」という。)」の運用により、病気、身体の障害等を有する者、高齢者その他の運転者及びその家族等の関係者(以下「相談者」という。)が安心して相談できる環境を整備し、必要な情報の提供、助言その他の措置を講ずることにより、相談者への安全運転支援を推進することとしたものである。

2 取組の概要等

(1) 取組の概要

ア 相談ダイヤル名称及び番号

安全運転相談ダイヤル「♯8080」(シャープ ハレバレ)

イ 受付時間

午前8時30分から午後5時15分まで(平日の執務時間内)

ウ 概要

全国的に統一された4桁の相談ダイヤル(♯8080)を設定し、県内からは一元的に福島運転免許センター(2回線)へ接続される。

なお、従来各警察署が運用してきた相談窓口の電話番号(代表電話番号)での相談受理について廃止するものではないので、相談者からの安全運転相談については、これまでどおり適切に対応すること。

(2) 相談への対応

相談者からの相談に関し、次に掲げる対応を行うものとする。

ア 一定の症状を呈する病気等に係る運転免許取得の可否及び身体の障害の程度に応じて付する条件等に関する情報の提供

イ 安全運転の継続に必要な措置についての助言、指導

ウ 申請による運転免許の取消し制度等の教示

エ その他必要な措置

3 広報啓発活動等の推進

各警察署における相談の実態を踏まえ、交通安全教室や各種会合、会議等を活用し、相談ダイヤルを周知するための広報啓発活動を強化するとともに、医療・介護・福祉を始めとする関係機関・団体等と連携しながら、本人が納得した上で自主返納できるよう、相談を受ける機会の拡大を図ること。

4 その他

広報資料等は適宜送付する。

安全運転相談ダイヤル「♯8080」の運用について(依命通達)

令和5年1月16日 達(運免)第10号

(令和5年1月16日施行)

体系情報
交通部
沿革情報
令和5年1月16日 達(運免)第10号