○福島県警察特殊詐欺総合対策室設置要綱の制定について(通達)

令和5年5月30日

達(組対、生企)第237号

[原議保存期間  5年(令和11年3月31日まで)]

[有効期間 令和11年3月31日まで]

みだし要綱を別紙のとおり制定し、令和5年5月30日から施行することとしたので、実効の上がるよう配意されたい。

なお、福島県警察振り込め詐欺対策室設置要綱の制定について(平成20年6月13日付け達(捜二、生企、務、総、県サ、情、少、生環、地企、刑総、捜一、組対、交企、運免)第241号)は、廃止する。

別紙

福島県警察特殊詐欺総合対策室設置要綱

第1 趣旨

この要綱は、福島県警察における、特殊詐欺に係る捜査活動及び予防活動等の諸対策について総合的な推進を図るため、福島県警察特殊詐欺総合対策室(以下「総合対策室」という。)の設置に関して必要な事項を定めるものとする。

第2 設置

県本部に総合対策室を設置する。

第3 任務

総合対策室は、特殊詐欺対策の企画、立案及び総合調整を行うとともに、捜査活動及び予防活動等に関する下記の事項を推進するに当たり、必要な指導及び調整を行うことを任務とする。

1 捜査活動

刑事部門は、事案の内容に応じて適切な態勢を構築した上で、各種捜査手法を駆使して効果的な捜査活動を推進する。

2 予防活動

生活安全部は、地域部門、交通部門等の関係部門と連携するとともに、関係機関、団体等の協力を得ながら、犯罪実態を踏まえた効果的な予防活動を推進する。

3 情報の共有

各部門は、捜査活動及び予防活動を通じて得た犯罪実態に関する情報の共有を推進する。

第4 構成及び運営

1 総合対策室は、室長、副室長、事務総括及び室員をもって構成し、それぞれ次に掲げる者をもって充てる。

室長 本部長

副室長 生活安全部長、刑事部長

事務総括 刑事部参事官兼生活安全部参事官

室員 警務課長

総務課長

県民サービス課長

会計課長

生活安全企画課長

少年女性安全対策課長

生活環境課長

サイバー犯罪対策課長

地域企画課長

総合運用指令課長

刑事総務課長

捜査第一課長

捜査第二課長

捜査第三課長

組織犯罪対策課長

鑑識課長

科学捜査研究所長

機動捜査隊長

交通企画課長

交通指導課長

運転免許課長

交通機動隊長

高速道路交通警察隊長

2 室長は、必要があると認めるときは、室員以外の者に対し、総合対策室への出席を求めることができる。

3 その他総合対策室の運営に関して必要な事項は、室長が定める。

第5 対策班

1 総合対策室に対策班を置く。

2 対策班は、総合対策室の事務を補佐する。

3 対策班は、班長、副班長及び班員をもって構成し、それぞれ次に掲げる者をもって充てる。

班長 刑事部参事官兼生活安全部参事官

副班長 生活安全企画課管理官、組織犯罪対策課管理官、組織犯罪対策課指導官

班員 警務課 企画第一補佐

総務課 広報補佐

県民サービス課 警察安全相談補佐

会計課 予算補佐

生活安全企画課 犯罪抑止対策補佐

少年女性安全対策課 少年対策補佐

生活環境課 企画指導補佐

サイバー犯罪対策課 サイバー企画補佐

地域企画課 地域企画補佐

総合運用指令課 企画運用第一係長

刑事総務課 刑事企画補佐

捜査第一課 強行犯補佐

捜査第二課 企画指導補佐

捜査第三課 企画指導補佐

組織犯罪対策課 特殊詐欺対策補佐、組織犯罪捜査第二補佐

鑑識課 企画指導補佐

科学捜査研究所 企画係長

機動捜査隊 管理係長

交通企画課 交通企画補佐

交通指導課 交通指導取締補佐

運転免許課 免許企画補佐

交通機動隊 管理係長

高速道路交通警察隊 管理係長

4 総合対策室の運営に関するこの要綱の規定は、対策班の運営について準用する。

第6 庶務

総合対策室及び対策班の庶務は、組織犯罪対策課及び生活安全企画課において共同で処理する。

福島県警察特殊詐欺総合対策室設置要綱の制定について(通達)

令和5年5月30日 達(組対、生企)第237号

(令和5年5月30日施行)

体系情報
刑事部
沿革情報
令和5年5月30日 達(組対、生企)第237号