山岳事故情報(平成30年)


発生件数	69件（前年対比+14件）		前年対比では大幅な増加となっていますが、一昨年比では－１件－５名とほぼ横ばいです。　また、震災前の５年間（平成18～22年）の平均は66.6件79.8人であり、発生件数、遭難者数ともに震災前の水準に戻ってきています。（震災後の平成23～27年の５年平均は54件62.8人）
遭難者数	77人（前年対比+15人）

遭難者数の内訳		死　　　者		９人　（前年対比＋２人）
		行方不明者		１人　（前年対比－１人）
		重　傷　者		13人　（前年対比－４人）
		軽　傷　者		14人　（前年対比＋６人）
		無事救出者		40人　（前年対比＋12人）

　　　・　死者・行方不明者10人のうち、
　　　　　　　　　　７人（70%）が登山者
　　　　　　　　　　３人（30%）がきのこ採りでの入山者　　

　　　・　入山目的別では、登山での遭難者が39人（50.6%）で最も多い

　　　・　遭難の態様別では、道迷いでの遭難者が34人（44.2%）で最も多い　　
　　　・　年代別では70歳代の遭難者が24人（31.2%）で最も多く、60歳代の19人（24.7%）、40歳代　　　　の12人（15.6%）が続く。


構成人数	単独	２人	３人	４人	５人	６人	７人	８人	９人	10人以上	計
件数	38	17	３	１	４	２	０	１	０	３	69
割合	55.1%	24.6%	4.3%	1.4%	5.8%	2.9%	0.0%	1.4%	0.0%	4.3%	100%
※　遭難者が所属していたパーティの構成人数　　パーティ内の１名が遭難する場合もあり