犯罪被害後に生じる二次的被害
 犯罪の被害者は、犯罪による直接的な被害(けがをする、お金を盗まれるなど)だけではなく、被害後に生じる様々な問題にも苦しめられています。
  • 精神的ショックを受けたり、身体の具合が悪くなるなどの身体的負担
  • 医療費や働けなくなることによる経済的負担
  • 捜査や裁判等の過程での精神的、時間的負担
  • 近隣の無責任なうわさ話やマスコミの取材、報道等による精神的負担
このような問題は、総じて「二次的被害」といわれています。

被害者の心の理解
 被害者の抱えている問題の中で、深刻なものが精神的被害です。
 被害者は、事件が起きた直後は一種のショック状態が続くことが多く、身体にも心にも変調をきたすことがあります。
 しかし、これは異常なことではなく、突然大きなショックを受けた後では誰にでも起こり得ます。(また、一方で、見た目にはしっかりして落ち着いているようでも、感情がマヒして、現実感を失っている場合もあります。)

<心理反応>
●恐怖感 ●自責感 ●不安感 ●無気力・絶望感 ●孤独感・疎外感 ●怒り・復讐心


<身体的反応>
●緊張・動悸・下痢・吐き気 ●不眠・悪夢 ●食欲不振 ●イライラする


<感覚的反応>
●感情がマヒする  ●現実だという感覚がない
  ●記憶力、判断力の低下

被害者の心の傷の回復は、周囲の人々の理解と共感・支持が大切です。

○本県警察では、犯罪被害者に対する早期支援を行うため、心理カウンセラー(臨床心理士・女性)が常駐しています。

 ※詳しくは、被害者の手引「犯罪の被害者とその家族のために」(PDF)の22〜24ページをご覧ください。
 

被害者の手引「犯罪の被害者とその家族のために」(PDF)