福島県警察本部交通企画課
発生警察署 田島警察署
発生日時 平成18年3月24日(金)午後7時30分ころ 天候 晴れ
発生場所 南会津町(旧田島町)川島字川島平地内
事故形態 人対車両(横断中・その他)
道 路 名 国道121号
当事者別 普通乗用車 × 歩行者
事故内容 普通乗用車を運転して旧田島町内方面から栃木県方面に向け直線道路を進行する際、進路左側から右側に向け横断していた歩行者と衝突した事故で、道路を横断していたAさん(94歳 女性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
平成17年中の歩行者事故の60%は自宅周辺(500m以内)の道路で発生しております。いつもの道でも渡る前に、道路の左右から近づいてくる車がないかどうか、必ず確かめる習慣を身に付けましょう。
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
夜間は視界が悪くなるため、歩行者などの発見が遅れます。また、速度感覚がにぶり、速度超過になりがちです。昼間より速度を落として慎重に運転し、少しでも危険を感じたときは、まず、速度を落とすことが大切です。また、住宅街などでは、特に速度を落として通行しましょう。
視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。夜間は、前照灯のこまめな切り替えをお願いします。
歩行者のそばを通るときは、歩行者との間に安全な間隔をあけるか、徐行しなければなりません
道路を横断するときは、信号機のある場所、横断歩道を利用しましょう。近くにない場合は、左右の見通しが利く場所で、安全を確認して横断しましょう。
車が近づいているときは、通り過ぎるまで待って、そして、もう一度右・左をよく見て、車が近づいてこないか確かめましょう。
夜間は、視界が悪くなるので、運転者から見やすいように、明るい目立つ色の服装に心掛けましょう。また、夜光反射材懐中電灯を携帯するなど、自分の存在を運転者に知らせることが必要です。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。


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