福島県警察本部交通企画課
発生警察署 福島北警察署
発生日時 平成19年5月30日(水)午後5時50分ころ 天候 曇り
発生場所 福島市飯坂町字梍町地内
事故形態 人対車両(横断中・その他)
道 路 名 主要地方道福島・飯坂線(通称飯坂街道)
当事者別 普通乗用車 × 歩行者
事故内容 普通乗用車が福島市内方面から飯坂温泉駅方面に向け直線道路をを進行する際、道路を横断していた歩行者と衝突した事故で、道路を横断していたAさん(83歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
薄暮時間帯から夜間にかけての歩行者事故は、そのほとんどが、前車や対向車がないのにライトを下向き状態で走行中に発生しています。ライトの早め点灯と、上向き・下向きをこまめに切り替えて運転しましょう。下向きの場合は速度を控えて運転しましょう。視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。
歩行者の方は、近くに横断歩道など安全に横断できる施設がある場合は必ず利用しましょう。施設がないときは、道路がよく見渡せる場所から横断しましょう。
歩行者の方は、車が近づいているときは、通り過ぎるのを待ちましょう。そして、もう一度右左をよく見て、車が近づいてこないか確かめましょう。車が近づいていないときは、速やかに横断しましょう。車が止まってくれたときは、ほかの車の動きに注意して安全を確認してから横断を始めましょう。横断中も車が近づいてこないか周りに気を付けましょう。
薄暮時間帯から夜間は、視界が悪くなりますので、運転者から見やすいように、明るい目立つ色の服装に心掛けましょう。また、夜光反射材懐中電灯を携帯するなど、自分の存在を運転者に知らせることが必要です。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。

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