福島県警察本部交通企画課
発生警察署 三春警察署
発生日時 平成19年7月12日(木)午後10時25分ころ 天候 曇り
発生場所 田村市船引町今泉字枦内地内
事故形態 人対車両(対面通行中)
道 路 名 県道常葉・芦沢線
当事者別 普通乗用車 × 歩行者
事故内容 普通乗用車を運転して三春町方面から大越町方面に向け進行する際、進路を対面歩行していた歩行者と衝突した事故で、道路を歩行していたAさん(86歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
薄暮時間帯から夜間にかけての歩行者事故は、そのほとんどが、前車や対向車がないのにライトを下向き状態で走行中に発生しています。ライトの早め点灯と、上向き・下向きをこまめに切り替えて運転しましょう。下向きの場合は速度を控えて運転しましょう。
視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。歩行者のそばを通るときは、歩行者との間に安全な間隔をあけるか、徐行しなければなりません。
歩行者の方は、車が近づいているときはその動きに注意し、横断する場合は通り過ぎるまで待って、そして、もう一度右左をよく見て、車が近づいてこないか確かめましょう。
夜間は、視界が悪くなるので、運転者から見やすいように、明るい目立つ色の服装に心掛けましょう。また、歩行者の方は夜光反射材を活用するなど、自分の存在を運転者に知らせることが必要です。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。

 戻る