福島県警察本部交通企画課
発生警察署 南相馬警察署
発生日時 平成20年5月2日(金)午後10時55分ころ 天候 曇り
発生場所 南相馬市小高区上浦字中村迫地内
事故形態 車両単独(路外逸脱・転落)
道 路 名 市道
当事者別 普通乗用車 × ガードレール
事故内容 普通乗用車を運転して国道6号方面から桃内方面に進行する際、右カーブから直線部分に向けて進行中、進行方向左側のガードレールに衝突、川に転落した単独事故により、普通乗用車に同乗していたAさん(19歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。また、道路状況を確認しながら安全に通行しなければなりません。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を軽減させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。車に乗車するときは、乗員全員がシートベルトを着用する「後部座席を含めた、全席・全員シートベルト着用」をお願いします。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。