福島県警察本部交通企画課
発生警察署 福島警察署
発生日時 平成20年6月25日(水)午後8時20分ころ 天候 雨(小雨)
発生場所 福島市浜田町地内
事故形態 人対車両(横断中・横断歩道付近)
道 路 名 国道114号
当事者別 普通乗用車 × 歩行者
事故内容 普通乗用車を運転して国道4号方面から川俣町方面に向け進行する際、道路を横断していた歩行者と衝突した事故で、道路を横断していAさん(55歳 女性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」-「判断」-「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
  「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
雨の日は視界が悪くなるうえ、窓ガラスが曇ったり、路面が滑りやすくなるなど悪条件が重なり危険度が高くなります。雨の日は、晴れの日よりも速度を落とし、車間距離を十分にとって慎重に運転しましょう。
視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。また、道路状況を確認しながら安全に通行しなければなりません。夜間の運転では、前照灯を上向きにして視界を確保するようにしましょう。下向きの場合は速度を控えめにして運転しましょう。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。