福島県警察本部交通企画課
発生警察署 郡山警察署
発生日時 平成20年8月15日(金)午前0時40分ころ 天候 曇り
発生場所 郡山市三穂田町川田字東地内
事故形態 車両単独(転倒)
道 路 名 市道
当事者別 自動二輪車(400cc)
事故内容 自動二輪車を運転して4号バイパス方面から郡山南IC方面に向け左カーブの道路を進行するにあたり自損転倒した事故で、自動二輪車を運転していたAさん(22歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」-「判断」-「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
曲がり角やカーブに近づくときは、その手前の直線部分で十分スピードを落としましょう。高速のままハンドルを切ったり、ハンドルを切りながらブレーキをかけたりすると、横転や横すべりを起こしやすくなります。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。二輪車に乗車する場合は、基準に適合したヘルメットをかぶりましょう。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。