福島県警察本部交通企画課
発生警察署 相馬警察署
発生日時 平成20年8月20日(水)午前8時30分ころ 天候 晴れ
発生場所 相馬市中村字桜ヶ丘地内
事故形態 車両相互(出会い頭)
道 路 名 市道
当事者別 原動機付自転車(50cc) × 普通乗用車
事故内容 原動機付自転車を運転して西山方面から川沼方面に向け信号機が設置された十字路交差点を直進する際、左方から進行してきた普通乗用車と出会い頭に衝突した事故で、原動機付自転車を運転していたAさん(86歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」-「判断」-「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
高齢ドライバーによる事故が多くなっています。注意力の配分や集中力が低下したり、瞬間的な判断力が低下したり、過去の経験にとらわれたりする傾向にあります。相手が止まってくれるだろうとか、相手を発見しても判断ミスをしたり、相手を発見していながら目を離してしまったりするなどが事故の原因として考えられます。自分をコントロールして、豊富な経験をいかして安全運転に努めなければなりません。
交差点とその付近は、最も事故が多い場所です。信号機が設置されている場合は、その信号に従って通行しなければなりません。信号機の信号の種類と意味を正しく理解しなければなりません。交差点に入ろうとするときや、交差点内を通行するときは、右折車などに気を配りながら、交差点の状況に応じてできる限り安全な速度と方法で進行しなければなりません。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。二輪車に乗車する場合は、基準に適合したヘルメットをかぶりましょう。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。