福島県警察本部交通企画課
発生警察署 相馬警察署
発生日時 平成20年8月25日(月)午前0時15分ころ 天候 雨
発生場所 相馬市東玉野字タチガロウ地内
事故形態 車両単独(工作物衝突・その他)
道 路 名 国道115号
当事者別 普通乗用車 × 立ち木
事故内容 普通乗用車を運転して福島市方面から相馬市内方面に向け右カーブの道路を進行中、進路左側の立ち木に衝突した事故で、普通乗用車を運転していたAさん(20歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」-「判断」-「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
曲がり角やカーブに近づくときは、その手前の直線部分で十分スピードを落としましょう。高速のままハンドルを切ったり、ハンドルを切りながらブレーキをかけたりすると、横転や横すべりを起こしやすくなります。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。