福島県警察本部交通企画課
発生警察署 白河警察署
発生日時 平成20年8月26日(火)午後10時40分ころ 天候 曇り
発生場所 白河市東蕪内字駒橋地内
事故形態 人対車両(横断中・その他)
道 路 名 主要地方道白河・石川線
当事者別 普通乗用車 × 歩行者 × 普通乗用車
事故内容 普通乗用車を運転して石川町方面から双石方面に向け進行する際、道路を横断していた歩行者と衝突し、さらに、対向していた普通乗用車が歩行者と衝突した事故で道路を横断していたAさん(70歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」-「判断」-「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。また、道路状況を確認しながら安全に通行しなければなりません。夜間の運転では、前照灯を上向きにして視界を確保するようにしましょう。下向きの場合は速度を控えめにして運転しましょう。
夜間は歩行者から車のライトが見えても、運転者から歩行者が見えないことがありますので道路を横断するときには注意が必要です。特に夜間は、視界が悪くなるので、運転者から見やすいように、明るい目立つ色の服装に心掛けましょう。また、夜光反射材懐中電灯を携帯するなど、自分の存在を運転者に知らせることが必要です。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。