福島県警察本部交通企画課
発生警察署 郡山警察署
発生日時 平成20年9月22日(月)午後8時05分ころ 天候 曇り
発生場所 郡山市開成一丁目地内
事故形態 車両相互(右折時・その他)
道 路 名 市道 内環状線
当事者別 普通乗用車 × 自動二輪車(400CC)
事故内容 普通乗用車を運転して富田町方面から安積町方面に向け進行し、路外駐車場に右折する際、対向直進していた自動二輪車(400CC)と衝突した事故で、自動二輪車(400CC)を運転していたAさん(21歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」-「判断」-「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
交差点とその付近は、最も事故が多い場所です。交差点に入ろうとするときや、交差点内を通行するときは、右折車などに気を配りながら、交差点の状況に応じてできる限り安全な速度と方法で進行しなければなりません。特に右折しようとするときは、対向車線を直進する二輪車が見えにくくなることがあるので、十分注意しましょう。また、交差点の通行方法で、右折しようとする場合に、その交差点で直進か左折する車等があるときは、自分の車が先に交差点に入っていても、その進行を妨げてはいけません。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。二輪車を運転する場合は、基準に適合したヘルメットをかぶりましょう。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。