福島県警察本部交通企画課
発生警察署 郡山警察署
発生日時 平成20年9月25日(木)午後11時35分ころ 天候 曇り
発生場所 郡山市方八町二丁目地内
事故形態 車両相互(出会い頭)
道 路 名 市道
当事者別 普通乗用車 × 自転車
事故内容 普通乗用車を運転して変形五差路交差点を谷島町方面から松木町方面に向け進行する際、右方道路から同交差点に進入してきた自転車と出会い頭に衝突した事故で、自転車を運転していたAさん(58歳 女性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車は、私たちの生活から切り離せない身近な文明の利器になっています。しかし、その反面、使い方をあやまると、悲惨な交通事故を起こす凶器になったり、大きな被害をおよぼす原因になったりします。自分勝手な通行の仕方がもとで争いが生じさせることにもなります。あらかじめ、車と交通について正しい知識をもち、正しい交通の方法を身に付けておくとともに、実際の交通の場においても、自分本位でなく相手に対する思いやりの気持ちを持って、判断し、行動することが必要です。
車を運転するという作業は、「認知」-「判断」-「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
「一時停止」の標識があるときは、停止線の直前(停止線がないときは、交差点の直前)で一時停止をするとともに、交差する道路を通行する車などの進行を妨げてはいけません。また、進行方向に赤色の点滅信号があるときも同じです。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。