福島県警察本部交通企画課
発生警察署 いわき南警察署
発生日時 平成20年10月7日(火)午後2時35分ころ 天候 晴れ
発生場所 いわき市勿来町窪田八反坪地内
事故形態 車両相互(正面衝突・その他)
道 路 名 市道 
当事者別 原動機付自転車 × 中型貨物車 × 普通貨物車
事故内容 原動機付自転車を運転して窪田大槻方面から窪田外城方面に進行する際、先行していた中型貨物車に衝突し、対向車線にはみ出し折から対向直進していた普通貨物車と正面衝突した事故で、原動機付自転車を運転していたAさん(20歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
二輪車は、体で安定を保ちながら走り、停止すれば安定を失うという構造上の特性を持っているため、四輪車とは違った運転技術を必要とします。また、二輪車の動きが四輪車からは見えないことがあるので、まわりの交通の動きについていっそうの注意が必要となります。手軽な乗り物であると気を許さないで、常に慎重に運転しましょう。
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
二輪車に乗車する場合は、乗車用ヘルメットをかぶらないで運転してはいけません。乗車用ヘルメットは、PS(C)マークかJISマークの付いたものを使い、あごひもを確実に締めるなど正しく着用しましょう。工事用安全帽は乗車用ヘルメットではありません。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。