福島県警察本部交通企画課
発生警察署 喜多方警察署
発生日時 平成21年1月3日(土)午後5時45分ころ 天候 雪(小雪)
発生場所 喜多方市塩川町新井田谷地字古内地内
事故形態 人対車両(背面歩行中)
道 路 名 市道
当事者別 軽四輪乗用車 × 歩行者
事故内容 軽四輪乗用車を運転して塩川町新江木方面から豊川町方面に向け進行する際、道路を歩行していた歩行者と衝突した事故で、歩行者のAさん(48歳 女性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
道路は、多数の人や車が通行するところです。運転者や歩行者がひとりでも自分勝手に通行すると、交通が混乱したり、交通事故が起きたりします。また、自分だけはよくても、ほかの人に迷惑をかけたりすることがあります。交通規則は、このようなことから、みんなが道路を安全、円滑に通行するうえで守るべき共通の約束ごとが決められています。言い換えれば、交通規則を守ることは、社会人としての基本的な責務です。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。また、道路状況を確認しながら安全に通行しなければなりません。夜間の運転では、前照灯を上向きにして視界を確保するようにしましょう。下向きの場合は速度を控えめにして運転しましょう。
薄暮時間帯から夜間は、歩行者から車のライトが見えても、運転者から歩行者が見えないことがありますので道路を横断するときには注意が必要です。特に夜間は、視界が悪くなるので、運転者から見やすいように、明るい目立つ色の服装に心掛けましょう。また、夜光反射材懐中電灯を携帯するなど、自分の存在を運転者に知らせることが必要です。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。