福島県警察本部交通企画課
発生警察署 喜多方警察署
発生日時 平成21年1月28日(水)午後5時35分ころ 天候 曇り
発生場所 喜多方市熱塩加納町山田字羽山地内
事故形態 人対車両(横断中・その他)
道 路 名 県道 日中・喜多方線
当事者別 軽四輪乗用車 × 歩行者
事故内容 軽四輪乗用車を運転して松山町方面から米沢市方面に向け進行する際、道路を横断していた歩行者と衝突した事故で、道路を横断していAさん(78歳 女性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。また、道路状況を確認しながら安全に通行しなければなりません。夜間の運転では、前照灯を上向きにして視界を確保するようにしましょう。下向きの場合は速度を控えめにして運転しましょう。
横断歩道のない交差点やその近くを歩行者が横断しているときは、その通行を妨げてはいけません。横断歩道等に近づいたときは、横断する人等がいないことが明らかな場合のほかは、その手前で停止できるように速度を落として進まなければなりません。また、歩行者等が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道等の手前(停止線があるときは、その手前)で一時停止をして歩行者等に道をゆずらなければなりません。
薄暮時間帯から夜間は、歩行者から車のライトが見えても、運転者から歩行者が見えないことがありますので道路を横断するときには注意が必要です。特に夜間は、視界が悪くなるので、運転者から見やすいように、明るい目立つ色の服装に心掛けましょう。また、夜光反射材懐中電灯を携帯するなど、自分の存在を運転者に知らせることが必要です。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。