福島県警察本部交通企画課
発生警察署 郡山警察署
発生日時 平成21年3月18日(水)午後11時15分ころ 天候 曇り
発生場所 郡山市図景一丁目地内
事故形態 人対車両(横断中・横断歩道)
道 路 名 国道4号 上り線 224.8kp
当事者別 普通乗用車 × 歩行者
事故内容 普通乗用車を運転して本宮市方面から須賀川市方面に進行する際、道路を右から左に横断してきた歩行者と衝突した事故で、歩行者のAさん(63歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
夜間は視界が悪くなるため、歩行者や自転車などの発見が遅れます。また、速度感覚がにぶり、速度超過になりがちです。その上、夜間は、過労運転や酒酔い運転をする者や、酔って歩く者などがいたりするので、昼間より速度を落として慎重に運転しなければなりません。少しでも危ないと感じたときは、まず速度を落とすことが大切です。
視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。また、道路状況を確認しながら安全に通行しなければなりません。夜間の運転では、前照灯を上向きにして視界を確保するようにしましょう。下向きの場合は速度を控えめにして運転しましょう。
信号機が設置された交差点では、信号が青になってから横断しましょう。歩行者用の信号があるところでは、その信号に従いましょう。夜間は、歩行者から自動車のライトが見えても、運転者から歩行者が見えていないことがあります。また、歩行者も自動車のスピードや遠近がよくわからなくなります。夜間横断するときは、昼間に比べていっそう注意しましょう。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。