福島県警察本部交通企画課
発生警察署 郡山北警察署
発生日時 平成21年9月18日(金)午前0時10分ころ 天候 曇り
発生場所 郡山市喜久田町字松ヶ作地内
事故形態 車両相互(追突・停止中)
道 路 名 国道49号 下り線 76.5kp 
当事者別 中型貨物車 × 大型貨物車
事故内容 中型貨物車を運転していわき市方面から会津若松市方面に進行する際、前方に停止していた大型貨物車に追突した事故で、中型貨物車を運転していたAさん(58歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車は、わたしたちの生活から切り離せない身近な文明の利器になっています。しかし、その反面、使い方をあやまると、悲惨な交通事故を起こす凶器になったりします。くるま社会においては、歩行者も運転者もそれぞれの責任を自覚して、まわりの人に迷惑をかけず、安全、快適に通行することができるような交通環境をつくりあげるよう努めなければなりません。そのためには、あらかじめ、車と交通について正しい知識を持ち、正しい交通の方法を身に付けておくとともに、実際の交通の場においても、自分本位でなく相手に対する思いやりの気持ちを持って、判断し、行動することが必要です。
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。