福島県警察本部交通企画課
発生警察署 郡山警察署
発生日時 平成21年10月22日(木)午前1時05分ころ 天候 晴れ
発生場所 郡山市台新一丁目地内
事故形態 人対車両(路上作業中)
道 路 名 国道4号バイパス 上り線 226.2kp
当事者別 大型貨物車 × 路上作業員
事故内容 大型貨物車を運転して本宮市方面から須賀川市方面に向け進行中、路上作業中の作業員と衝突した事故で、路上で作業していたAさん(32歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
夜間は視界が悪くなるため、歩行者や自転車の発見が遅れます。また、速度感がにぶり、速度超過になりがちです。夜間は昼間より速度を落として慎重に運転しましょう。少しでも危険を感じたときは、まず速度を落とすことが大切です。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」しましょう。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。