福島県警察本部交通企画課
発生警察署 本宮警察署
発生日時 平成21年10月22日(木)午後11時05分ころ 天候 晴れ
発生場所 本宮市青田字花掛地内
事故形態 車両相互(追突・停止中)
道 路 名 国道4号 上り線 238.6kp 
当事者別 大型貨物車 × 軽四輪貨物車 × 普通乗用車 × 大型貨物車
事故内容 大型貨物車を運転して二本松市方面から郡山市方面に進行する際、前方に停止していた軽四輪貨物車に追突し、さらに、前方に停止していた普通乗用車、大型貨物車に衝突した多重衝突事故で、軽四輪貨物車を運転していたAさん(33歳 男性)、普通乗用車を運転していたBさん(18歳 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
疲れているとき、病気のとき、心配ごとのあるときなどは、注意力が散漫になったり、判断力が衰えたりするため、思いがけない事故を引き起こすことがあります。このようなときは、運転を控えるか、体の調子を整えてから運転するようにしましょう。また、風邪薬などを服用したときは、運転をしないようにしましょう。過労のときは、運転してはいけません。
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」をお願いします。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。