福島県警察本部交通企画課
発生警察署 白河警察署
発生日時 平成22年4月7日(水) 午後11時05分ころ 天候 晴れ
発生場所 白河市小田川地内
事故形態 車両相互(追突・停止中)
道 路 名 国道4号
当事者別 大型貨物車 × 大型貨物車 × 大型貨物車
事故内容 栃木県方面から郡山方面へ進行していた大型貨物車が、前方で停止していた大型貨物車に追突し、さらに前方に停止していた別な大型貨物車に衝突した多重衝突事故で、最初に追突した大型貨物車を運転していたAさん(40歳代 男性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
疲れているとき、病気のとき、心配ごとのあるときなどは、注意力が散漫になったり判断力が衰えたりするため、思いがけない事故を引き起こすことがあります。このような時は運転を控えるか、体の調子を整えてから運転するようにしましょう。過労のときは決して運転してはいけません。
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、「危険な速度」ともなります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
夜間は視界が悪くなるため、歩行者や自転車、あるいは停止した車両の発見が遅れます。また、速度感覚が鈍り、速度超過になりがちです。夜間を昼間より速度を落として慎重に運転しましょう。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。