福島県警察本部交通企画課

目次(各項目にリンクしています)
1 交通事故発生状況など
(1)交通事故の発生状況(確定)
(2)死亡事故の特徴(12月末)
ア 状態別特徴 イ 時間的特徴 ウ 場所的特徴 エ 原因的特徴 オ シートベルトの着用状況
2 交通事故防止のお願い
1 交通事故発生状況など
(1)交通事故の発生状況(確定)
    平成19年12月中
区 分 本 年 前 年 増減数 増減率
発生件数 1,187件 1,245件 -58 -4.7
死者数 12人 20人 -8 -40.0
傷者数 1,501人 1,564人 -63 -4.0
  平成19年12月末累計
区 分 本 年 前 年 増減数 増減率
発生件数 12,744件 13,627件 -883 -6.5
死者数 121人 136人 -15 -11.0
傷者数 16,245人 17,353人 -1,108 -6.4
※ 【12月中の死亡事故の特徴(14件14人)】
※ 12月中の死者は12人で、前年より8人減少しました。
※ 12人中8人が高齢者被害(歩行者5、自転車2、四輪車同乗中1、)でした。
※ 12件中7件が夜間の事故(人対車両5、車両相互2、車両単独0)でした。
(2)死亡事故の特徴(12月末)
ア 状態別特徴
・高齢者の死者数は60人、前年と比較して13人減少し、構成率では全死者の49.6%を占めています。
 このうち、歩行者29人(-2人)で、高齢死者の48.3%を占めており、前年比5.4ポイント下まわりました。
・歩行中の死者29人のうち夜間が20人(69.0%)、運転免許を持たないのは24人(82.8%)でした。
・年齢別では、60人中、後期高齢者(75歳以上)が44人(73.3%)でした。
・高齢運転者による死者は21人(前年比-4人)でした。
イ 時間的特徴
・夜間の事故死者は59人(前年比-8人)で、全死者の48.8%を占めています。
 うち、歩行者の死者が29人(前年比-9人)で、夜間死者の49.2%を占めています。
ウ 場所的特徴
・主要地方道での死者が25人(前年比+4人)、市町村道での死者が32人(前年比-7人)で、全死者の47.1%を占めています。
 (内訳) 国道4号 9人(±0人) 国道6号 9人(-1人) 国道13号 3人(+1人) 国道49号 7人(-4人) 
      三桁国道 19人(-6人) 主要地方道 25人(+4人) 一般県道 16人(±0人) 市町村道 32人(-7人) 
      高速道 1人(-2人) その他 0人(±0人)
エ 原因的特徴
・悪質違反による死者は48人(前年比-19人)で、全死者の39.7%を占めています。
 (内訳) 最高速度18人、通行区分15人、信号無視6人、一時不停止5人、横断歩行者妨害2人、酒酔い運転2人
オ シートベルトの着用状況
・シートベルトについて、四輪車乗車中の死者は51人(前年比-6人)で、31人がシートベルト非着用者でした。
・非着用者31人のうち22人(71.0%)は、シートベルトを締めていれば救命効果があったと思われます。
 ※ 平成18年同期の着用状況 四輪車乗車中 57人 シートベルト着用者19人(33.3%)
2 交通事故防止のお願い

「PM4ライトオン・こまめ切り替え運動」の実施について
 平成19年9月21日(金)〜平成20年3月31日(月)までの間
 年間の交通事故発生状況を分析しますと、例年、秋から年末にかけて事故が増加する傾向にあります。
 時間別に発生状況をみますと、午後4時から午後7時の時間帯に事故が集中して発生している状況にあります。
 夕方から夜間にかけての交通事故防止対策として、午後4時を目安にライトの早め点灯と周囲の状況に応じた
 ライト(前照灯)のこまめな切り替え(上向き・下向き)を呼びかける運動です。

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