○令和7年福島県警察業務運営指針について(通達)

令和6年12月3日

達(務)第533号

[原議保存期間 3年(令和9年12月31日まで)]

[有効期間 令和7年12月31日まで]

みだしのことについて、次のとおり定めたので、本指針に基づき適切かつ積極的に業務を運営されたい。

1 令和7年福島県警察業務運営指針

基本姿勢

福島を支える力強い警察

~ 県民とともに創り上げる福島のために ~

重点目標

○ 県民の安全と安心を守る犯罪抑止対策の推進

○ 街頭活動の推進による地域の安全と安心の確保

○ 県民が不安を感じる犯罪の徹底検挙と組織犯罪対策の推進

○ 総合的な交通事故防止対策の推進

○ 大規模災害や県民生活を脅かす事態への的確な対処

○ サイバー空間の脅威への的確な対処

○ 県民のための強く、やさしく、開かれた組織づくり

※ 別紙1のとおり

重点目標体系

別紙2のとおり

2 情勢認識

県内における治安情勢については、SNS型投資・ロマンス詐欺被害の急増のほか、依然として高水準で推移するなりすまし詐欺被害、万引きや自転車盗をはじめとした刑法犯認知件数の増加、匿名・流動型犯罪グループによる凶悪犯罪の発生への懸念、昨年に引き続き危機的状況にある交通事故の発生件数と死傷者数など、治安課題が重積している状況である。

また、特定帰還居住区域の設定を踏まえ、先制かつ機動的な治安対策を推進するなど、被災地域の情勢の変化へ的確に対処しながら、福島の復興を支える警察活動を力強く推進することが求められている。

3 設定理由

(1) 基本姿勢

令和7年の県警察の業務運営に当たっては、被災地域における対策をはじめとする様々な取組を継続しながら、急激な社会情勢の変化に柔軟に対応する福島県を引き続き治安面から強力に支援すべく、本年の基本姿勢である「福島を支える力強い警察」を継続することとした。

また、副題についても、復興・創生の歩みを進めていく福島県のために県民と力を合わせて治安維持に全力を尽くすという県警察の在り方を示した「県民とともに創り上げる福島のために」を継続することとした。

(2) 重点目標

令和6年中の社会情勢や治安情勢を踏まえ、県警察が組織の総力を挙げて取り組むべき課題を7つの重点目標として設定した。

(3) 重点目標体系

重点目標の達成に向けて、職員一人一人が目的意識と共通認識を持ち日々の業務に取り組むよう、「基本姿勢」、「重点目標」及び「重点推進事項」を「重点目標体系」として体系化した。

4 留意事項

(1) 行動計画の策定

各部においては、重点目標の達成に向けた行動計画を策定すること。

(2) 所属目標の策定

本指針は、令和7年の県警察業務運営において最も基本となる事項を定めたものであり、目標達成に向けて全職員が明確な目的意識と共通認識を持って取り組む必要がある。よって、各所属においては、本指針と管内の治安情勢等を踏まえた分かりやすい所属目標を策定し、職員の理解と勤務意欲の向上を図ること。

別紙1

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別紙2

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令和7年福島県警察業務運営指針について(通達)

令和6年12月3日 達(務)第533号

(令和6年12月3日施行)

体系情報
警務部
沿革情報
令和6年12月3日 達(務)第533号