発生警察署 |
須賀川警察署 |
発生日時 |
平成20年5月23日(金)午後2時25分ころ 天候 晴れ |
発生場所 |
須賀川市朝日田地内 |
事故形態 |
人対車両(路上停止中) |
道 路 名 |
市道 |
当事者別 |
普通乗用車 × 歩行者 |
事故内容 |
普通乗用車を運転して和田方面から南上町方面に進行する際、進路前方にいた歩行者5名に次々衝突した事故で、道路上にいた歩行者のAさん(82歳 女性)が亡くなりました。 |
現場周辺 |
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※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
再現したものではありません。 |
ワンポイント
アドバイス |
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車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。 |
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高齢ドライバーによる事故が多くなっています。注意力の配分や集中力が低下したり、瞬間的な判断力が低下したり、過去の経験にとらわれたりする傾向にあります。相手が止まってくれるだろうとか、相手を発見しても判断ミスをしたり、相手を発見していながら目を離してしまったりするなどが事故の原因として考えられます。自分をコントロールして、豊富な経験をいかして安全運転に努めなければなりません。 |
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「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。 |
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視線は、できるだけ先の方へ向け、少しでも早く前方の障害物を発見するようにしましょう。また、道路状況を確認しながら安全に通行しなければなりません。 |
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シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を軽減させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。車に乗車するときは、乗員全員がシートベルトを着用する「後部座席を含めた、全席・全員シートベルト着用」をお願いします。 |