発生警察署 |
富岡警察署 |
発生日時 |
平成20年11月19日(水)午後2時10分ころ 天候 曇り |
発生場所 |
双葉郡富岡町本岡字王塚地内 |
事故形態 |
車両単独(工作物衝突・街路灯) |
道 路 名 |
県道富岡・大越線 |
当事者別 |
自動二輪車 × 街路灯 |
事故内容 |
自動二輪車を運転して夜の森方面から本町方面に向け右カーブの道路を進行中、進路左側の街路灯に衝突した単独事故で、自動二輪車を運転していたAさん(48歳 男性)が亡くなりました。 |
現場周辺 |
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※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
再現したものではありません。 |
ワンポイント
アドバイス |
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二輪車は、体で安定を保ちながら走り、停止すれば安定を失うという構造上の特性を持っているため、四輪車とは違った運転技術を必要とします。また、二輪車の動きが四輪車からは見えないことがあるので、まわりの交通の動きについていっそうの注意が必要となります。手軽な乗り物であると気を許さないで、常に慎重に運転しましょう。 |
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車を運転するという作業は、「認知」-「判断」-「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。 |
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「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。 |
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カーブの手前の直線部分で、あらかじめ十分速度を落としましょう。また、カーブでは右側にはみ出さないように注意しましょう。カーブの途中では、スロットルで速度を加減しましょう。クラッチを切らないで常にエンジンの力をかけておき、カーブの後半で前方の安全を確かめてから、やや加速するようにしましょう。 |
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二輪車に乗車する場合は、乗車用ヘルメットをかぶらないで運転してはいけません。乗車用ヘルメットは、PS(C)マークかJISマークの付いたものを使い、あごひもを確実に締めるなど正しく着用しましょう。工事用安全帽は乗車用ヘルメットではありません。 |