発生警察署 |
高速道路交通警察隊 |
発生日時 |
平成21年6月23日(火)午前9時55分ころ 天候 曇り |
発生場所 |
いわき市三沢町沼平地内 |
事故形態 |
人対車両(路上作業中) |
道 路 名 |
常磐自動車道 上り線 154.9kp |
当事者別 |
中型貨物車 × 路上作業員 |
事故内容 |
中型貨物車を運転していわき湯本インター方面から茨城県方面に向け進行中、道路工事中の規制車線に進入し路上で作業中の作業員と衝突した事故で、路上で作業していたAさん(42歳 男性)、Bさん(60歳 男性)、Cさん(62歳 男性)、Dさん(63歳 男性)が亡くなりました。 |
現場周辺 |
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※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
再現したものではありません。 |
ワンポイント
アドバイス |
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車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。 |
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「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」となります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。 |
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運転にあたっての注意として、長距離運転のときはもちろん、短区間を運転するときにも運転技能と車の性能にあった運転計画を立て、疲れているとき、病気のとき、心配事があるときなどは、注意力が散漫になったり、判断力が衰えますので、体調を整え、酒気を帯びているときや薬物の影響を受けているときは運転してはいけません。 |
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シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を大幅に減少させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。後部座席を含め、正しく「全席・全員シートベルト・チャイルドシート着用」しましょう。 |