福島県警察本部交通企画課
発生警察署 須賀川警察署
発生日時 平成21年12月28日(月)午前10時35分ころ 天候 雨
発生場所 須賀川市稲字境地内
事故形態 車両相互(正面衝突・その他)
道 路 名 国道118号
当事者別 普通乗用車 × 軽四輪貨物車
事故内容 普通乗用車を運転して西川方面から長沼方面に進行中、対向車線にはみ出し、折から対向直進していた軽四輪貨物車と正面衝突した事故で、軽四輪貨物車を運転していたAさん(59歳 女性)が亡くなりました。
現場周辺
※ 写真上の表示は、進行方向を示したものであり、事故の状況を詳細に
  再現したものではありません。
ワンポイント
アドバイス
車を運転するという作業は、「認知」−「判断」−「操作」の繰り返しで成り立っています。認知のほとんどは交通状況を「見る」ことによって行われています。認知ミスにつながる見落としを無くすため、前方・左右を注視して安全な速度と方法で運転しなければなりません。
「安全な速度」というものは、規制速度がその基本的目安となりますが、事故の実態を見ると「規制速度以内だから安全速度」とは言い切れません。同じ速度でも、その場の交通状況によっては「安全な速度」となる場合もあるし、危険な「出し過ぎ」にもなります。つまり、その場にそぐわないスピードは出し過ぎということです。
道路の中央(中央線があるときは、その中央線)から左の部分を通行しなければなりません。また、曲がり角やカーブでは道路の中央からはみ出さないようにしましょう。さらに、対向車が道路中央からはみ出してくることがありますから注意しましょう。
シートベルトは、交通事故にあった場合の被害を軽減させるとともに、正しい運転姿勢を保たせることができ、疲労を軽減する効果もあります。車に乗車するときは、乗員全員がシートベルトを着用する「全席・全員シートベルト着用」をお願いします6歳未満の子どもには体格にあったチャイルドシートを正しく着用させましょう。

※ 速報の内容は、当事者の過失責任の有無とその程度を表すものではありません。