福島県警察本部交通企画課

１　交通事故発生状況など
	（１）交通事故の発生状況（概数）
	平成１８年１２月中 区分 本年 前年 増減数 増減率 発生件数 1,245件 1,490件 -245件 -16.4％ 死者数 20人 15人 5人 33.3％ 傷者数 1,564人 1,877人 -313人 -16.7％								平成１８年１２月末累計 区分 本年 前年 増減数 増減率 発生件数 13,627件 14,186件 -559件 -3.9％ 死者数 136人 143人 -7人 -4.9％ 傷者数 17,358人 18,164人 -806人 -4.4％
	※　１２月中の死者は２０人で、前年より５人増加しました。 ※　発生件数、死者数、傷者数ともに５年連続減少しました。 ※　平成１８年中の交通事故死者１３６人は、昭和３３年の１２６人に次いで少なくなりました。 ※　全国、東北管区内の死者数等 　　　○全　 国　　６，３５２人（前年比　−５１９人　　−７．６％） 　　　○管区内　　　　５２７人（前年比　−１０４人　−１６．５％） ※　本県は、死者数の多い順で全国１９番目、減少数で２１番目 ※　人口１０万人当たりの死者数 　　　○本　 県　　６．５４人（平成１７年　６．７９人） 　　　○全　 国　　４．９９人（平成１７年　５．３８人） ※　死傷者１，０００人当たりの致死率 　　　○本　 県　　７．７７人（平成１７年　７．８１人） 　　　○全　 国　　５．８１人（平成１７年　５．９１人）
	（２）死亡事故の特徴（１２月末）
	ア　状態別特徴
	・高齢者の死者数は７３人、前年と比較して２人増加し、構成率では全死者の５３．７％を占めています。 　このうち、歩行者３１人（−２人）、自転車１２人（＋９人）と、いわゆる交通弱者の合計は４３人で、高齢死者の５８．９％を占め、前年比８．２ポイント上まわりました。 ・高齢運転者による死者は２５人（前年比−７人）で、全死者の１８．４％を占めており、前年の２２．４％を４．０ポイント下回りました。
	イ　時間的特徴
	・夜間の事故死者は６７人（前年比＋５人）で、全死者の４９．３％を占めています。 　うち、歩行者の死者が３８人（前年比＋６人）で、夜間死者の５６．７％を占めています。
	ウ　場所的特徴
	・市町村道での死者が39人（前年比-4人）で、全死者の28.7％を占めています。 　(内訳）　国道4号　9人（-7人）　国道6号　10人（±0人）　国道13号　2人（-1人）　国道49号　11人（+3人） 　　　　　　主要地方道　21人（-1人）　一般県道　16人（+4人）　市町村道　39人（-4人）　三桁国道　25人（+6人）　 　　　　　　高速道　3人（-2人）　その他　0人（-5人）
	エ　原因的特徴
	・悪質違反による死者は６６人（前年比−４人）で、全死者の４８．５％を占めています。 　(内訳）信号無視３人、最高速度２７人、通行区分１６人、歩行者妨害６人、一時不停止９人、酒酔い運転５人
	オ　シートベルトの着用状況
	・シートベルトについて、四輪車乗車中の死者は５７人（前年比−１８人）で、３８人がシートベルト非着用者でした。 ・非着用者３８人のうち３２人（８４％）は、シートベルトを締めていれば救命効果があったと思われます。 　※　昨年同期の着用状況　四輪車乗車中　７５人　シートベルト着用者３４人
２　交通事故防止のお願い
	PM4ライトオン・こまめ切り替え運動実施中 ・福島県では、平成18年秋の全国交通安全運動から、前照灯の早め点灯とこまめ切り替えを具体的に行うため、 午後4時に、前照灯を一斉に点灯する運動として取り組んでおります。 午後4時になりましたら、「前照灯点灯」をお願いします。 ・前照灯のこまめな切り替え、心がけていますか？ 前照灯を上向きにできる場合は、意識して上向きにし、下向きで走行する場合は、速度を控えめにして安全運転でお願いします。 「セーフティアップ“４Ｓ”プラス“アイ”（交差点）作戦」を展開中です。 ・最高速度違反による死者が多いことから、スピードダウンに努めて下さい。 ・飲酒運転は悪質違反として厳しく処罰されます。 ・命を守るシートベルトとチャイルドシートの正しい着用に努めて下さい。 ・高齢者被害の交通事故が多くなっています。高齢者には、思いやり運転に努めて下さい。 ・交差点では、安全を確認してから通行するようにしましょう。 ※ “４Ｓ”のＳは、死亡事故の大きな要因となっているスピード、酒飲み運転、シートベルト・チャイルドシート、シルバー（高齢者）の頭文字を採っています。 ※ “アイ”は、インターセクション（交差点）の頭文字及び人命尊重「愛」を意味します。

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